研究課題/領域番号 |
15K00921
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
科学教育
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研究機関 | 岡山大学 |
研究代表者 |
入江 隆 岡山大学, 教育学研究科, 教授 (70253325)
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研究分担者 |
岡崎 正和 岡山大学, 教育学研究科, 教授 (40303193)
中川 征樹 岡山大学, 教育学研究科, 准教授 (50370036)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2018年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2017年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2016年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2015年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
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キーワード | 教材開発 / 空間図形 / バーチャルリアリティ / 力覚 / 体感 / 教材 / インタラクティブ / 正多面体 / 切頂推移 / アルキメデスの立体 / 学習教材 / 切断 / マルチメディア |
研究成果の概要 |
学習者が仮想空間に呈示された空間図形に対して直感的な操作を行うことで,空間図形の性質を身体感覚として理解できる教材の開発を行った。(1) 基本的な空間図形の性質を体感する教材,(2) 正多面体(プラトンの立体)と半正多面体(アルキメデスの立体)を学習する教材,(3) 正多面体の切頂推移を学習する教材の三つの教材を開発した。いずれの教材においても,呈示された空間図形に対して接触,把持しての移動・回転等の操作,及び3視点方向からの同時観察が可能となっている。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
力覚デバイスはバーチャルリアリティ空間を触覚・力覚的に体験するためのツールとして開発された。当初は装置が高額であったため,研究目的あるいは特殊な用途(工業デザイン,医療技術教育など)でのみ利用されてきた。本研究では初等教育及び高等教育における利用を目的とし,生徒・学生が最新技術に触れ,新しい体験とともに学習することのできる教材を開発した。教材の最大のメリットは「実際には触れないものに触ることができる」ことであり,インタラクティブで体感的教材は,特に学習初心者の理解向上に有効であると考えられる。
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