研究課題/領域番号 |
15K00956
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
科学教育
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研究機関 | 愛知淑徳大学 (2018) 北海道大学 (2015-2017) |
研究代表者 |
藤田 良治 愛知淑徳大学, 創造表現学部, 准教授 (40515102)
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研究分担者 |
柴田 英昭 北海道大学, 北方生物圏フィールド科学センター, 教授 (70281798)
湯浅 万紀子 北海道大学, 総合博物館, 教授 (60182664)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2016年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2015年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 博物館映像学 / 映像教材 / 生物地球化学 / 森林生態系 / 科学コミュニケーション / インターネット / 映像制作 / メディア / 高等教育 / 映像 / 科学教育 / 教育工学 |
研究成果の概要 |
視覚情報教材「全天トレイル」は、誰もが時間や場所を問わず森林内の物質循環についてインターネット上で自分のペースで学ぶことができるように開発した。森林における樹木の情報や観測データへのリンク機能を取り入れ、全方位カメラを用いて森林内を撮影した。この映像は、学習者の操作により任意の角度から見ることができる。この視覚情報教材「全天トレイル」を学部生向けの授業 一般教育演習森林生態系 物質循環研究法にて実際に「全天トレイル」を導入して評価・分析を行った。この結果、学習到達度や森林生態系への関心が高まり視覚情報教材を用いることにより学習効果が高まったと言える。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
インターネットの発達により、誰もが欲しい情報を手軽に得られるようになった。スマートフォン(スマホ)やタブレットといった個人向け携帯端末の普及により、学校や図書館、自宅のような固定した場所だけでなく、移動しながらでも情報を得られるようになった。 本研究においては、森林研究を専門とする学生だけではなく、他分野の学生、博物館を利用する市民などを対象として学習効果の高い学びの場を提供する視覚情報教材「全天トレイル」を開発した。この教材は、森林の映像教材や専門家の解説、サンプリング方法、学術論文へのリンクなどひとつのまとまったウェブサイトで学ぶことができ、インターネットを介して広く公開している。
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