研究課題/領域番号 |
15K01011
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教育工学
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研究機関 | 小樽商科大学 |
研究代表者 |
沼澤 政信 小樽商科大学, 商学部, 教授 (30322879)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2015年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | ノートテイキング / 教育学習支援システム / 教育学習システム / ノートテイキングアプリ |
研究成果の概要 |
第一に,大学における講義を,利用する教具に基づいてタイプ分類し,学生のノートテイキングの負担量について明らかにした.第二に,既存のノートアプリの仕様とその利用方法,およびノートテイキングの利用における便利の良し悪しを調査してまとめた.第三に,学生自身が黒板もしくはスライドの内容を自分が見やすく理解しやすいように自由に再デザインして,教員の説明から積極的に重要点や疑問点などを抽出するノートテイキングを実現することを目的として,ノートテイキングアプリを利用した教育・学習支援システムを構築した.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
学習者用デジタル教科書・教材の研究分野では,制作側はどのようなコンテンツを提供すべきかを模索し,教員は高度なICT活用能力が求められ,学生は提供されるサービス・機能が充実しすぎて自ら積極的に学ぶ姿勢や意欲が薄れてきていると指摘されている.本研究の意義は,教員と学生がノートテイキングアプリを通して,互いの求める学習教材をともに作成することで,前述の制作側,教員,学生の問題点を解決することである.学生は自身の見やすい理解しやすいノートコンテンツを制作し,学生同士で意欲的に疑問点を解決し,反復学習にノートを利用できる.教員は,学生の制作したノートを活用して,利用する教材の内容を適切に改善できる.
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