研究課題/領域番号 |
15K01024
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教育工学
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研究機関 | 静岡大学 |
研究代表者 |
大島 律子 静岡大学, 情報学部, 教授 (70377729)
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研究分担者 |
鈴木 栄幸 茨城大学, 人文社会科学部, 教授 (20323199)
舟生 日出男 創価大学, 教育学部, 教授 (20344830)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2015年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | アクティブラーニング / 協調学習 / 協調のスキル / 評価 / 測定法 / 自動評定 / 協調の知識 / マンガ / 認識主体性 |
研究成果の概要 |
本研究では,協調学習を円滑に進める際に学習者に求められる,「協調のスキルを測定する評価手法」の開発を行った.具体的にはグループワークでよくある問題発生場面4つを複数コマから構成される4つのマンガにし,その中の空欄の吹き出しを設定して「自分であればその状況をどう認識し(心の声),他のメンバーに対してどう発言するか(発言)」を記入させ,その内容を協調のスキルを社会感情的側面と社会認識的側面から評価する指標を構成した.さらに,教師への迅速な情報提供を将来的に可能とするためのデジタル化と自動評定の可能性についても検討した.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
アクティブラーニングの一形態である協調学習の成功には,協調のスキルと呼ばれる人間関係の調整と適切な問題解決のための調整が求められるが容易なことではない.それは協調のスキルが幾度も協調学習経験を経ることで獲得されうるものだからである.故に学習者が持つ協調のスキルを事前に把握することは,学習支援を行う上で大変重要である.本研究では,従来学習活動後にしか把握できなかった協調スキルを事前に把握し評価する手法を開発することで,教授者支援に貢献するものである.
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