研究課題/領域番号 |
15K01032
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教育工学
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研究機関 | 岡山県立大学 |
研究代表者 |
助川 たかね 岡山県立大学, デザイン学部, 教授 (10440421)
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研究協力者 |
ハロルド ヴォーゲル Vogel Capital Management, CEO
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2017年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2015年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | ケース教材 / デザイン / デザイン教育 / 領域横断 / 都市再開発 / 専門職人材 / マネジメント / 事例研究 / 高度職業専門人材 / ケーススタディ / 海外先進事例 / ケース / 海外事例 / 都市開発 / ニューヨーク / シンガポール / 持続可能性 / ハイライン |
研究成果の概要 |
本研究の目的は、創造性が事業戦略の核となる業界において高い専門性を持ちたいと考える学生に、現実社会で起きている課題に対して戦略的かつ多角的な思考力と課題解決力を修得させるための実践的訓練に向けたケース(事例研究)教材を開発することにある。これらケースを開発することは、都市再開発といった大規模かつ総合的な事業に携わるデザイン分野の人材に対して高度な専門性だけでなく総合的な視点を涵養できるという点で、産業界と大学、教員の三者の協働を促し、ケースを使用した教育の可能性をより高めることにつながった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は、都市再生の成功事例を調査し教材化することで、創造性やデザイン力を核とする事業の実務現場における複合的かつ横断領域的な課題に対する解決能力を涵養する方法を探ることを目的として実施した。米国ニューヨーク、星国シンガポールでの、主体も開発プロセスも正反対の2件の事例調査から抽出した様々な課題は、学生に専門外の課題に向き合う方法を示唆するものとなった。さらに計画当初は予想していなかったが、研究期間にこの2件を先進事例として韓国と台湾でも同種の開発が進められたため、これらの調査を加えることで、2大事例から抽出した課題が教育におけるある種の普遍性を持ったものであることを再検証できる機会となった。
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