研究課題/領域番号 |
15K01042
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教育工学
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研究機関 | 金城大学 |
研究代表者 |
永井 将太 金城大学, 医療健康学部, 教授 (30387675)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2017年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2016年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2015年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | 理学療法士 / 作業療法士 / 臨床実習 / eポートフォリオ |
研究成果の概要 |
本研究では,理学療法士・作業療法士の臨床実習施設での指導内容の一貫性の構築と実習中の学生のストレスの緩和を図ることを目的に,eポートフォリオとその運用ネットワークシステムの開発と検証を実施した. eポートフォリオは,使用者のほとんどが,その必要性と有効性を実感していた.理学療法士・作業療法士の実習は,外部施設への委託がほとんどであるため,学生―臨床実習指導者―教員が情報を共有することで,実習期間中の問題解決や実習期間中の安心感につながっていた.一方で,少数ではあるが入力の手間や使い勝手の不十分さも指摘されており,改善の余地も残された.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では,多くの医療専門職の養成課程で行われている臨床実習の学修到達度の向上に寄与する極めて有用な研究成果が得られた.eポートフォリオとその運用ネットワークシステムを導入することで,学生ー実習地ー養成校の密接な関係構築がなされ,学外臨床実習がより融和的に行われることが検証できた.このことは,リハビリテーション医療を担う理学療法士・作業療法士に限らず多くの医療専門職に応用可能で,質の高い医療専門職を世に輩出できるという意味で国民の健康と福祉に貢献できる成果であるといえる.
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