研究課題/領域番号 |
15K01043
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教育工学
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研究機関 | 岐阜聖徳学園大学 |
研究代表者 |
大石 晴美 岐阜聖徳学園大学, 教育学部, 教授 (50387479)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2017年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2016年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2015年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 第二言語習得 / 脳科学 / 英語リーディング / 視線行動 / 多読 / リーディングストラテジー / 英語教育 / 読解指導 / 読解プロセス / リーディング / リーディング指導 / 脳活性状態 |
研究成果の概要 |
本研究では、多読(ER)の効果を検証するため、①読解力、②WPM、③脳活性状態、④読解ストラテジー、⑤視線行動 データを計測し、多読前後を比較した。結果として、1)英語力は向上した者と変化のない者に分かれた。2)WPMは、いずれの学習者も向上した。3)脳活性状態、視線行動は、上級学習者に近づいた。つまり、ER 学習効果は、直接的な英語力向上につながらない場合でも、客観的検証(脳活性状態、視線行動、WPM)は、上級学習者に近づいたと言える。学習者の意識的学習やペーパーテストの得点のみだけでなく、学習者の無意識下の学習状況において、学びを促進する教授法であることが明確になった。
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