研究課題/領域番号 |
15K01065
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教育工学
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
後藤 明史 名古屋大学, 情報基盤センター, 准教授 (50225645)
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研究分担者 |
平山 勉 名城大学, その他部局等, 准教授 (50250866)
谷口 正明 名城大学, その他部局等, 准教授 (90554113)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2016年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2015年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | 授業研究 / 一人称映像 / 教師視点 / 教師の意思決定 / アイトラッキング / 注視点 / 教師視線 / 意思決定 / 抽出児 / 授業実践能力 / アイトラッキングカメラ |
研究成果の概要 |
教師の一人称映像と注視点の分析により、説明・発問時や指名時には、教職歴の長い教師は、指名した子どもだけでなく他の子どももより見ている可能性を提示している。また、教職経験の浅い教師の注視点の動きと比較して、説明や発問をしながら子ども の反応を広く探ろうとしている可能性を提示している。 教職歴の浅い教師に対して授業改善のアドバイスを行った場合、アドバイス後の授業では1回の注視時間が長くなる傾向にあり、改善点を意識して授業に臨んだことが、子どもとのコミュニケーションの 1 つの形である注視の継続につながっている可能性を提示している。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
ビデオに録画された授業映像を教師らに見せ、注視点を分析する研究は度々行われているが、教師自身の一人称映像と注視点をデータとして取り出し可視化し、分析する方法を開発することに一定の成果を得られた。 特に初任教員や経験の浅い教員が指導教員、ミドル教員、授業研究者の助けを借りながら自分自身の授業を振り返り、授業実践能力の向上を目指す方法として有効であると思われる。 また、教職課程の教育方法論の中で、熟練教師などの一人称映像を視聴させるなどの実践を行ったが、教職課程履修生の授業観察視点の育成に効果があることを確認できている。
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