研究課題/領域番号 |
15K01093
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教育工学
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研究機関 | 日本大学 |
研究代表者 |
秋元 貴美子 日本大学, 芸術学部, 教授 (50328770)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2015年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 高校写真 / 写真甲子園 / 全国高等学校総合文化祭 / 高大接続 / 生徒の成長 / 顧問の情熱 / 新学習指導要領 / STEAM教育 / 「育成を目指す資質・能力 3つの柱 / 深いまなび / 高校写真現状 / 生徒の感動の有無 / 大人の過干渉 / 次代の写真部活動 / 同等間不成長 / 課程教育写真の難しさ / 生徒のやる気 / 少し上のレベルで学ぶ / イメージとことば / コラボレーション / 作品のプレゼン / アクティブラーニング / 写真部顧問教員のレベルアップ / 外部審査員導入 / 生徒の段階別教育 / 顧問教諭の情熱 / 高校別調査 / 県レベル活動調査 |
研究成果の概要 |
写真は平成以降の高等学校の課程教育に導入されたりもしましたが、現段階では成功しているとは言えません。一方で日本の高校では課外活動としての写真部活動がますます盛り上がりを見せています。その理由は、写真甲子園や全国高校総合文化祭などのコンテストや、各地域の専門部による活発な活動の結果であることが調査研究で明らかになりました。 高校生は写真を通して必要なスキルや知識を身につけるだけでなく、より深いものを伝えるために何が必要かを考えます。これは、これからの学びの転換(学習、思考、および自ら行動すること)や新学習指導要領とSTEAM教育にとっては、実際に最も効果的な教育であることが判明しました。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
日本の高等学校における写真部活動が非常に活発である事実をふまえ、高校生たちが写真を通してどう成長していくのか調査研究をおこなった。写真によって、自ら学び、考え、行動することが、新しい次代の学習-「学びに向かう力、人間性など」,「知識・技能」,「思考力・判断力・表現力等」の3つの柱に該当し、今後のSTEAM教育の観点もふまえ、写真活動が高校生たちにとって重要な学習基盤構築の機会であり、また写真を通して広く社会との対話を模索することにもなることが判った。 他の学習の基盤となる考える・想像する力を養える「写真の学び」をガイドラインを構築することが次代の教育効果を高める一助となる。
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