研究課題/領域番号 |
15K01101
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教育工学
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研究機関 | 関西外国語大学 |
研究代表者 |
黒田 秀子 関西外国語大学, 英語キャリア学部, 准教授 (20706931)
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研究分担者 |
舟生 日出男 創価大学, 教育学部, 教授 (20344830)
竹中 真希子 大分大学, 教育学研究科, 教授 (70381019)
山本 智一 兵庫教育大学, 学校教育研究科, 准教授 (70584572)
大黒 孝文 同志社女子大学, 教職課程センター, 教授 (80551358)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2015年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
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キーワード | 反転授業 / 教師教育 / 生活科 / 生活科指導法 / 小学校生活科 / マンガ / 反転授業用教材 / 学習指導案の作成支援 / 授業構想力 / タブレット端末 / 学習指導案作成 |
研究成果の概要 |
本研究では,小学校教員志望の大学生を対象とした小学校生活科の授業構想力を育成する授業プログラムを開発し,その有効性を評価した。授業プログラムでは,反転授業用マンガ教材を利用した。マンガ教材は,授業展開や児童の様子が描かれていることから,イメージを容易にもたせることができ,教材として有効であった。グループ交流では,自分の気付きや問題点を伝え合うことで,同じマンガ教材でも自分とは異なった視点から問題点を発見した他者との交流が有効であったことが明らかになった。また,学習指導案の「指導上の留意点」の記述は,新たな視点からの記述が増えたことが明らかになった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
教師の授業構想力を育成するタブレット端末を利用した反転授業用教材の開発は,前例のないテーマであり,教員養成課程の生活科指導法で反転授業を取り入れた事例はほとんどない。小学校現場で行われている生活科の1単位時間の授業の様相を描いたマンガ教材を利用した反転授業プログラムは,新たな生活科指導法としての意義は大きい。実践的指導力のある小学校教員養成及び教員研修のための反転授業用教材の開発は,これからの生活科の授業改善に対して新しい提案を行うものである。
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