研究課題/領域番号 |
15K01112
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教育工学
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研究機関 | 舞鶴工業高等専門学校 |
研究代表者 |
舩木 英岳 舞鶴工業高等専門学校, その他部局等, 准教授 (80311041)
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研究分担者 |
丹下 裕 舞鶴工業高等専門学校, その他部局等, 准教授 (50435434)
金森 克浩 日本福祉大学, スポーツ科学部, 教授 (60509313)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2017年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2016年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2015年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
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キーワード | 学習支援システム / 特別支援学校教員 / モノづくり力向上 / 出前授業 / アクティブラーニング / LMS / プログラミング教材 / 地域連携 |
研究成果の概要 |
舞鶴高専では、地元の京都府立舞鶴支援学校と連携して支援機器の試作品の開発を行ってきた。特別支援学校教員(以後、教員)は支援機器活用に対する関心が高く、自分で支援機器を自作できる教員もいるが、多くの教員は電子工作に関する知識や経験が乏しいため、支援機器の開発や製作が困難である。そこで、我々は教員が基礎レベルの電子工作に関する知識を学習できる出前授業と学習管理システムの構築を行った。本取り組みでは、「特別支援学校教員に対してモノづくり力の向上を図る出前授業を実施する」ことで、教員が自ら問題解決できる力を養成することを目的とし、アンケート結果から、5年間で教員の基礎技術力が向上したことが確認できた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では、「特別支援学校教員に対してモノづくり力の向上を図る出前授業を実施する」ことで、教員が自ら問題解決できる力を養成することを目的とした。提案する技術教育手法では、LMS教材に「失敗から学ぶ」を取り入れることで適切な事前学習を行い、学習内容を定着させるための出前授業(支援機器の製作会)を行う技術教育システムを構築した。「失敗から学ぶ」では、失敗例を図や動画で原因や対処方法を解説することで理解が進む工夫を施した。また、実際に使用できる機器を自分たちで製作することで、「十分な機器の確保」、「故障時のメンテナンス技術の習得」および「新たなニーズへの発展」に繋がり、技術力の向上が確認できた。
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