研究課題/領域番号 |
15K01116
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
科学社会学・科学技術史
|
研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
岡本 拓司 東京大学, 大学院総合文化研究科, 教授 (30262421)
|
研究分担者 |
横山 ゆりか (今井ゆりか) 東京大学, 大学院総合文化研究科, 教授 (20251324)
折茂 克哉 東京大学, 大学院総合文化研究科, 助教 (30376579)
高橋 雄造 電気通信大学, 学内共同利用施設等, その他 (60055225)
夏目 賢一 金沢工業大学, 基礎教育部, 准教授 (70449429)
|
研究期間 (年度) |
2015-10-21 – 2018-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
|
配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2015年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
|
キーワード | 第一高等学校 / 帝国大学 / 科学論 / 戸田盛和 / 小穴純 / ノーベル賞 / 実験機器 / 玉木英彦 / 渋沢元治 / 小川岩雄 / 工学 / 高等学校 / 科学 / 中学校令 / 北里柴三郎 / 朝永振一郎 |
研究成果の概要 |
戦前期の日本における科学と工学の分離と交流に関して、主として高等学校および帝国大学の状況を中心に分析を行った。特に、東京大学駒場博物館に所蔵されている、第一高等学校旧蔵の資料に基づく研究を実施した。その結果、以下の内容が明らかになった。(1)帝国大学理科大学及び同工科大学の設立(1886年)により工学の自立とその科学からの分離が生じた。(2)科学と工学の交流は理化学研究所の設立などによって図られたが、より実質的な交流は戦時研究において実現した。(3)技術的応用とは関わりのない純粋科学も科学者に支持されており、素粒子論などで成果を生んだ。
|