研究課題/領域番号 |
15K01124
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
科学社会学・科学技術史
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研究機関 | 日本大学 |
研究代表者 |
坂野 徹 日本大学, 経済学部, 教授 (70409142)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2017年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2016年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2015年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | パラオ熱帯生物研究所 / 海洋生物学 / 人類学 / 民族学 / ミクロネシア / フィールドワーク / 科学史 / サンゴ礁 / 生物学 / 医学 / 調査 / 島嶼 / 科学の地理学 / 委任統治 / 植民地 / 調査研究 / 阿嘉島臨海研究所 / 元田茂 / 川口四郎 / 阿刀田研二 / 沖縄 / パラオ移民 / 珊瑚礁 |
研究成果の概要 |
本研究の最終成果は、『〈島〉の科学者─パラオ熱帯生物研究所と帝国日本の南洋研究』(勁草書房、2019年)として、6月末に公刊される。そこでは、1914年から1945年までの日本の南洋研究の展開を、パラオ熱帯生物研究所(1934─1943年)の活動を中心にたどった。本研究の特徴は、学問分野の枠を越えて、現地での調査研究を、研究者と現地住民、現地施政機関(南洋庁)、現地の国策企業などの交錯から描き出したことにある。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の成果は、学会や公開シンポジウムで適宜報告するだけでなく、研究代表者が編者となった論文集(『帝国日本の科学思想史』勁草書房、2018年)や単著(『〈島〉の科学者─パラオ熱帯生物研究所と帝国日本の南洋研究』(勁草書房、2019年)などとして発表した。科学史関係者のみならず、歴史学、生物学、人類学、植民地史研究者などの他の専門領域の研究者、さらに一般の読書人にもその成果を公開したことが本研究のひとつの社会的意義である。
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