研究課題/領域番号 |
15K01207
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
社会システム工学・安全システム
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研究機関 | 東京理科大学 |
研究代表者 |
鈴木 知道 東京理科大学, 理工学部経営工学科, 教授 (50251369)
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研究分担者 |
佐野 夏樹 東京情報大学, 総合情報学部, 准教授 (60568971)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2015年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 質的データ / 精確さ / 精度 / 測定精度 / 二値データ / 順序カテゴリカルデータ / ISO 5725 / ISO5725 |
研究成果の概要 |
毎年行われたISO/TC 69(統計的方法の適用)総会への参加,そして数多くの国際学会での発表を行った.その過程で,国内外の多くの研究者や専門家と議論し,当該分野での知見を深めるとともに,質的データに対する測定方法について,幅広く多くの側面から研究を進めることができた.特に二値データに対しては多くの手法を検討し提案することができた.そして順序カテゴリカルデータについても解析手法を提案できた. 得られた成果は,国内外を問わず汎用的に適用できるものであり,一部は国際規格ISOの原案として既に審議されている.今後の展望としては,研究成果を幅広くISOとしての国際規格に反映させていくことである.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
学術的意義は国内外の既存の多くの方法の特徴を明らかにしたことである.データの形式は二値データや分類データという,シンプルであるものの,測定精度の観点からは,確立した方法が存在していなかった.今回の研究成果により,質的データの測定精度に関して,今後につながる多くの手法や考え方を提案できたと判断できる. 社会的意義は,世の中に数多くある,質的データの測定について,その測定の良し悪しを評価できるような,科学的な根拠を明らかにしたことである.今後は,ISOをはじめとする国内外の規格の開発や発行を通じて,実社会での適用に繋げることが期待される.
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