研究課題
基盤研究(C)
本研究は、可燃性ガスを利用する際の火災・爆発危険性(フィジカルリスク)評価に資するために、可燃性ガスの着火可能性及び燃焼威力に及ぼす環境因子の影響を実験により解明したものである。特にLPGの燃焼に対して環境湿度が着火可能性及び燃焼威力に及ぼす影響について、(1)水分からのOHラジカル引き抜きに伴う反応促進効果、(2)水分の顕熱および潜熱による反応抑制効果、(3)水分添加に伴う相対的な酸素濃度低下による反応抑制効果、のバランスで決まることを実験により予測し、化学平衡計算によってその妥当性を示した。これらの成果は国際会議論文として2報受理され、うち1報はBest Paper Awardを受賞した。
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すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 2件) 学会発表 (3件) (うち国際学会 2件)
Proceedings of 11st Asia-Oceania Symposium on Fire Science and Technology
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Proceedings of Asia Pacific Symposium on Safety 2017
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