研究課題/領域番号 |
15K01260
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
自然災害科学・防災学
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研究機関 | 信州大学 |
研究代表者 |
福山 泰治郎 信州大学, 学術研究院農学系, 助教 (60462511)
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研究分担者 |
平松 晋也 信州大学, 学術研究院農学系, 教授 (70294824)
小野 裕 信州大学, 学術研究院農学系, 助教 (00231241)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2015年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
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キーワード | 伊豆大島 / 斜面崩壊 / 崩壊の規模 / 地形 / 曲率 / 開析 / 地形量 / 崩壊発生場 / 地形特性 / 表層崩壊 / 遷急線 / 火山噴出物 |
研究成果の概要 |
2013年10月に伊豆大島・三原山西麓で発生した斜面崩壊を対象として,地形特性と崩壊の形態や規模との関係を検討した。谷の深さを流域間で比較すると,長沢・大金沢では深い谷が比較的少なく,偏って分布しているのに対し,八重沢・八重南沢・大宮沢では流域の広範囲にわたって深い谷が分布し,開析が進んでいることが示された。長沢と大金沢流域では広範囲にわたる幅広い崩壊が発生したのに対し,八重沢・八重南沢・大宮沢等では谷筋に沿って比較的小規模で,幅が小さく細長い形状の崩壊が多発したのは,谷の発達により排水が促進されることと,尾根で区切られることにより斜面崩壊が等高線方向に連結・拡大しなかったことが考えられた。
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