研究課題/領域番号 |
15K01276
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生体医工学・生体材料学
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
片山 統裕 東北大学, 情報科学研究科, 准教授 (20282030)
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研究協力者 |
吉田 侑冬
奥畑 大悟
外川 龍之介
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2016年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2015年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
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キーワード | 脳 / 内因性光信号イメージング / フラビン / 神経血管カップリング / グリア細胞 / 脳血管 / ヘモダイナミクス / 脳局所血液量 / 局所脳血液量 / 血管 / 血液量 |
研究成果の概要 |
脳の機能と機構を理解するためには、脳の構成要素である神経系、グリア系、及び血管系の相互作用を明らかにする必要がある。本研究では、これらの構成要素の時空間ダイナミクスを解析可能な多波長光学イメージングシステム、及びその解析手法を開発した。この方法をin vivoマウス脳に適用することにより、ノンレム睡眠中の徐波活性に関連した1~2秒周期の神経代謝活性、10~100秒周期の皮質血液量変動の空間伝播、及び麻酔レベルに依存したグリア細胞の活性変化を可視化することに成功した。今後は、この手法を用いて睡眠覚醒サイクルに依存する神経系、グリア系、及び血管系の相互作用を研究する予定である。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
脳の機能やメカニズムを理解するためには,その構成要素である,神経細胞,グリア細胞,及び血管系の相互作用を明らかにする必要がある.本研究では,これらの時空間動態を光学イメージングする新しい実験系及び解析法を開発した.本手法は生体脳が本来持っている光学特性を利用した計測法であるため,他の計測方法との組み合わせが容易であり,応用範囲が広いという特がある.
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