研究課題/領域番号 |
15K01281
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生体医工学・生体材料学
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研究機関 | 信州大学 |
研究代表者 |
藤本 圭作 信州大学, 学術研究院保健学系, 教授 (70242691)
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研究分担者 |
山本 洋 信州大学, 学術研究院医学系, 准教授 (00322131)
安尾 将法 信州大学, 学術研究院医学系(医学部附属病院), 講師 (20402117)
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連携研究者 |
亀子 文子 信州大学, 学術研究院保健学系, 助教 (60126670)
寺澤 文子 信州大学, 学術研究院保健学系, 准教授 (40109210)
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研究協力者 |
浦 みどり 信州大学, 大学院医学研究科博士後期課程医療生命科学分野 (50826089)
山﨑 春奈 信州大学, 大学院医学研究科博士前期課程検査技術科学分野
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研究期間 (年度) |
2015-10-21 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2016年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2015年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 自律神経活動 / 慢性呼吸器疾患 / 夜間低酸素 / 在宅酸素療法 / 睡眠呼吸障害 / 交感神経活動 / 副交感神経活動 / 睡眠障害 / 酸素療法 / 心拍変動解析 / 光電式容積脈波 / 夜間低酸素血症 / 自律神経機能 / 低換気 / 高炭酸ガス血症 |
研究成果の概要 |
慢性呼吸器疾患(CLD)では入眠潜時が長く中途覚醒が多く深睡眠は欠如し顕著な睡眠障害を示し、38.1%に中等度以上の睡眠呼吸障害(SDB)を認めた。脈拍変動解析による交感神経活動(SNA)と副交感神経活動(PNA)はコントロール群と有意差は認めなかったが、PNAは不安定であった。特に夜間低酸素を示す群でPNAがより不安定であり、日中および夜間の低酸素と有意な関連を示した。一方、夜間のSpO2>90%が維持されている在宅酸素療法施行CLD患者では、PNAの不安定性は改善を示した。以上からCLD患者では睡眠呼吸障害および低換気による夜間の低酸素が睡眠の質を低下させていると考えられた。
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