研究課題/領域番号 |
15K01290
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生体医工学・生体材料学
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研究機関 | 鳥取大学 |
研究代表者 |
田村 篤敬 鳥取大学, 工学研究科, 准教授 (30394836)
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研究分担者 |
小出 隆夫 鳥取大学, 工学研究科, 教授 (60127446)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2015年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | バイオメカニクス / 歩行者 / 外傷性脳傷害 / SUV / セダン / 交通外傷 / 引張試験 / 有限要素解析 / 実験計画法 / 衝突解析 / FEM / 神経線維束 / 単軸引張 / 力学特性 |
研究成果の概要 |
歩行者事故における外傷性脳傷害(以下,TBIと表記)は重要な社会的課題である.そこで我々は 1)力学実験 ならびに 2)数値解析 を通して歩行者TBIの受傷メカニズム解明に取り組んだ. 1)脊髄神経根から単離した線維束を試料として単軸引張試験を行い,神経線維束の破断ひずみは15%であることを明らかにした. 2)有限要素モデルを用いて様々な車両対歩行者の衝突シミュレーションを行い,25~40 km/h の速度域におけるSUVとの衝突はセダンとの衝突よりもTBIを受傷する危険性が有意に高く,特に車両との一次衝突よりも地面との二次衝突によってTBIを受傷する危険性が高いことを見出した.
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