研究課題
基盤研究(C)
バイオ・医用マテリアルとしてその有用性が明らかとなりつつあるナノサイズの高分子微粒子において、自己会合性分子による架橋点を有するゲル微粒子が近年注目されている。本研究では自己組織化ゲル微粒子のゲル構造を制御する会合性因子としてオリゴ核酸による二重鎖形成力を利用することで、会合体形成やそのゲル構造を制御した新規会合性ゲル微粒子(核酸クリップナノゲル)の構築を目的とした。水溶性多糖であるプルランにアジド基を導入したアジド基置換プルランと末端にアルキンを導入したオリゴ核酸から合成したオリゴ核酸置換プルランが緩衝液中でオリゴ核酸の二重鎖形成とともに100nm程度の微粒子を形成することを明らかとした。
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