研究課題/領域番号 |
15K01376
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
リハビリテーション科学・福祉工学
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研究機関 | 琉球大学 |
研究代表者 |
大城 琢磨 琉球大学, 医学(系)研究科(研究院), 非常勤講師 (00536550)
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研究分担者 |
宮里 実 琉球大学, 医学部, 准教授 (70301398)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2015年度: 3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
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キーワード | 加齢 / 排尿障害 / 膀胱機能 / 尿道機能 / 加齢による排尿の変化 / 膀胱と尿道機能の関係 / 虚血 / 一酸化窒素 / 尿道 |
研究成果の概要 |
加齢に伴う排尿障害について我々は若年と加齢ラットの膀胱及び尿道機能を比較検討した。膀胱内圧測定では、膀胱の収縮性に違いは見られなかったものの加齢ラットでは残尿が有意に増加していることが分かった。尿道機能の研究では尿道の膀胱収縮時の弛緩は加齢ラットで減弱していることが証明された。組織学的な研究では膀胱の平滑筋は加齢に伴って委縮し、その周囲に線維組織の増生が見られていることが分かった。 高齢者では、膀胱の過活動と排尿筋の低活動が同時に存在する現象が見られる。我々の研究で膀胱の機能的及び器質的変化さらには尿道の機能的および器質的変化が伴って加齢に伴う排尿障害が発生することが証明された。
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