研究課題/領域番号 |
15K01383
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
リハビリテーション科学・福祉工学
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研究機関 | 和歌山県立医科大学 |
研究代表者 |
伊藤 倫之 和歌山県立医科大学, 医学部, 博士研究員 (90305566)
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研究分担者 |
馬渕 博行 和歌山県立医科大学, みらい医療推進センター, 研究員 (50365508)
川邊 哲也 和歌山県立医科大学, 医学部, 准教授 (60508034)
伊藤 文昭 サンスター株式会社ヘルスサイエンス研究所, オーラルケア/医薬品グループ, 特任研究員 (80111764)
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研究協力者 |
伊藤 文昭
馬渕 博行
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2015年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 酸化HDL / Fe-ROMs法 / 暑熱負荷 / 運動負荷 / 酸化ストレス / 暑熱環境 / 活性酸素種 / 運動 / d-ROMs法 / dROMs / BAP / iSTrap法 |
研究成果の概要 |
本研究では、前研究で明らかになった温熱負荷時のインターロイキン6(IL-6)の上昇に酸化ストレス反応によって発生する活性酸素種がどう関与するかを明らかにするために行った。新しく安価かつ短時間で多数の検体分析が測定できるFe-ROMs法を考案し、酸化ストレスを測定した。この方法で測定した血漿とHDL中のFe-ROMs濃度がほほぼ等しく、Fe-ROMs法は酸化HDL濃度を測定していることが明らかになった。次に暑熱環境で自転車エルゴメーター運動を20分間4セット行い、 Fe-ROMs法で酸化ストレスを測定した。しかし、運動で、これら酸化ストレスの有意な上昇はみられなかった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では、新たに安価かつ短時間で多数の検体分析が測定できるFe-ROMs法が考案できた。この方法では、酸化HDLを測定することが可能であることがわかった。このことにより今まで高価であった酸化ストレスを安価で測定できるようになり、酸化ストレス研究が発展していく可能性が高くなった。特に酸化HDLの動態については、不明な点が多く、運動時、暑熱環境時に酸化LDLとともにどのように変化するのかが明らかになっていく可能性がある。また、酸化HDLが人体に及ぼす影響なども明らかになっていくと考えられる。
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