研究課題/領域番号 |
15K01425
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
リハビリテーション科学・福祉工学
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研究機関 | 東京工科大学 (2017-2018) 長崎大学 (2015-2016) |
研究代表者 |
友利 幸之介 東京工科大学, 医療保健学部, 准教授 (90381681)
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研究分担者 |
東 登志夫 長崎大学, 医歯薬学総合研究科(保健学科), 教授 (40244090)
竹林 崇 大阪府立大学, 総合リハビリテーション学研究科, 准教授 (90780510)
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研究協力者 |
大野 勘太
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2017年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2016年度: 3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2015年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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キーワード | アプリ / 上肢 / 脳卒中 / 目標設定 / 上肢機能 / iPad / 日常生活 / 活動量測定 / 加速度 / 麻痺 / ADOC / ADOC for hand / 上肢麻痺 / 使用頻度 / 加速度計 / クラウド |
研究成果の概要 |
本研究では,麻痺手の生活での使用頻度を促すためのiPad/iPhoneアプリであるADOC for hand (ADOC-H)の開発と,ADOC-Hに連動したApple watchアプリを開発した.アプリはADOC-Hで対象者とセラピストが麻痺手を使用する場面を一緒に画面を見ながら選択していき,その内容がApple watchのアプリと連動し,指定された時間にその項目が表示されるように設計した.また腕時計型加速度計による上肢使用頻度の客観的な測定に向け,上肢使用時の適切な測定頻度を20Hzとし,有目的・無目的な動きを判別するアルゴリズムの推定も行った.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
今後十分な検証を要するが,本研究によって開発されたADOC-Hを用いることで,脳卒中後の麻痺手の使用頻度の向上が期待できる.またADOC-Hにより,比較的経験の浅い療法士であっても,脳卒中後の麻痺手の使用頻度向上を目指した訓練を導入することが可能となる.現在開発中の加速度計によって,上肢の使用頻度を客観的に測定でき,訓練効果の厳格な比較を可能とするだろう.
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