研究課題
基盤研究(C)
本研究では、小型多機能センサと携帯端末を用いて歩行リハビリテーションを支援するシステムを開発した。システムの特徴は、3つのセンサを腰部と両足果上部に装着することで、正確な歩行解析を簡単に行えることである。基本的な時間パラメータから計算される規則性と対称性を表す歩容指標を作成した。さらに、10m歩行テストとリサージュ図形から得られる新しい評価指標も提案した。本システムを用いて、10人の高齢者および脳卒中による片麻痺を有する5人のリハビリ患者の歩行状態を計測した。その結果、被験者間で指標値の差を検出できること、リハビリの回復状況を定量的に評価できることを示した。
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