研究課題/領域番号 |
15K01468
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
リハビリテーション科学・福祉工学
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研究機関 | 埼玉県立大学 |
研究代表者 |
田口 孝行 埼玉県立大学, 保健医療福祉学部, 教授 (20305428)
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研究分担者 |
田嶋 明彦 国際医療福祉大学, 成田保健医療学部, 准教授 (00612615)
伊藤 奏 東京医科歯科大学, 歯学部, 助教 (10736474)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2015年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 自治会主体 / 体操教室 / 身体機能 / 内部機能 / 口腔機能 / 循環系状態 / 高齢者 / 主体的 / 運動機能 / 内臓系機能 / ご当地体操 / 循環機能 |
研究成果の概要 |
本研究では、自治会主体の定期的な体操教室を継続開催し、身体機能・内部機能・口腔機能の3領域に関する効果について明らかにすることを目的とした。その結果、運動機能(下肢筋力、バランス能力、歩行能力、応用歩行能力)については有意な変化があった。また、口腔機能についても支援必要者の減少効果が認められた。一方、内部機能(血管状態と体組成)、医療費については有意な変化は認められなかった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究で構築した地方開催型の介護予防・健康づくり活動は、多くの高齢者(虚弱高齢者含む)が参加できること、身近な地域住民の支え合いによるコミュニティーが再形成される実施形態であり、運動機能向上のみならず、地域交流も活性化できるシステムであったことが社会的意義として大きいと考える。また、年間で運動機能の向上効果や口腔機能に関する要支援者の減少効果が確認できたこと、一方、内部機能や医療費については効果が確認できなかったことは肯定的および否定的にも学術的意義は大きいと考えている。
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