研究課題/領域番号 |
15K01476
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
リハビリテーション科学・福祉工学
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研究機関 | 千葉県立保健医療大学 (2016-2018) 目白大学 (2015) |
研究代表者 |
藤田 佳男 千葉県立保健医療大学, 健康科学部, 准教授 (40584206)
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研究分担者 |
三村 將 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 教授 (00190728)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2015年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 高齢者 / 有効視野 / 運転適性 / 障害者 / 運転者教育 / 運転リハビリテーション / 抑制機能 / 自動車運転 / 軽度認知障害 |
研究成果の概要 |
高齢運転者による事故防止と安全運転の継続による地域生活の延長の一助として現在の高齢者講習を補完する講習方法の探索の為、認知機能検査、有効視野測定、自記式質問紙など複数の測定用具を用いた研究を実施した。その結果、複数の自記式質問紙が実車評価成績や事故経験との関連があることが確認された。また、講習時に自身の有効視野を正しく理解させる目的で有効視野測定ソフトウェアの改修と妥当性、有用性の検証を行ったところ、効率よく測定可能かつ妥当性があることが明らかになった。今後これらの知見を用いた高齢運転者への啓発を行う。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の学術的意義は、さまざまな検査や質問紙を用いて、有用な指標を示し、具体的な助言を行うための情報を提供したことである。また、本邦ではあまり普及していないが、信頼性の高い測定方法(有効視野)を主なテーマとしていることである。また社会的意義は、高齢者が引き起こす交通事故の防止と、地域での移動の自由を一定のレベルで確保するために、より妥当な評価方法や指導方法を提案したことである。
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