研究課題/領域番号 |
15K01515
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
身体教育学
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研究機関 | 東京学芸大学 |
研究代表者 |
鈴木 直樹 東京学芸大学, 教育学部, 准教授 (60375590)
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研究協力者 |
カーク デイビッド University of Strathclyde
ヘキナロ ピルビッキ University of Jyväskylä
デイビス ティモシー State University of New York at Cortland
リチャードソン カレン Bridgewater State University
ミッチェル ステファン Kent State University
チン ケー ニイッ Taiwan Normal University
リー デイビッド Yonsei University
リー ヤンリン Hunan Normal University
コステンカ アリス Kazimierz Wielki University in Bydgoszcz
クウォイ ジョン University of Melbourne
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2015年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 教育実習 / メンター / 職能開発 / 体育・保健体育 / メンタリング / 教師の力量形成 / 教師の成長 / 対話的 / 協働的な学び / 国際比較研究 / 教育実習生 / 教員養成課程 |
研究成果の概要 |
アジア圏、ヨーロッパ圏、米国という地域間において教育実習の期間や頻度など、その実施形態に大きな違いが見られた。また、地域に関係なく、共通してメンターの育成に対して積極的な取り組みは見られず、大学教員も積極的に教育実習には介入していないことが明らかになった。また、対話的にメンターも教育実習生と共に成長できている背景にあるシステムをインタビュー調査によって分析、整理を行い、受け入れる教師側が成長する機会となる為の教育実習プロセスを6段階でモデル化した。これを導入した結果、メンターと教育実習生の間に学び合う関係性を創り出すことにつながり、メンターの成長に寄与することを理解することができた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では,学び続ける教師が希求されている中で,教育実習を学校現場と大学をつなぐ教師の成長の場として捉え,教師のContinuing Professional Development (継続的な職能教育)としてプログラムを開発することができた。この実践によって,教育実習に対して学生のみならず,メンターにとってもポジティブな学びの意味を見出すことができた。現代の教員養成改革の中では,より実践的な教育カリキュラムが求められ,本研究の結果は,教育実習をCPDの機会として積極的に受け入れるようにし,共同体としての学校を育むことにもつながるといえる。
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