研究課題/領域番号 |
15K01516
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
身体教育学
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研究機関 | 東京海洋大学 |
研究代表者 |
千足 耕一 東京海洋大学, 学術研究院, 教授 (70289817)
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研究協力者 |
蓬郷 尚代
松本 秀夫
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2017年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2015年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 海洋自然体験活動 / ライフスキル / 海辺の自然体験活動 / 海洋自然体験 |
研究成果の概要 |
本研究の目的は、海洋自然体験活動において、どのような体験が参加者のライフスキル獲得プロセスに影響を及ぼすかを明らかにすることである。そのために、先駆的取り組みを行ってきた者を対象としたインタビュー調査、海洋自然体験活動への参加者への質問紙調査、指導者を対象とした質問紙調査を実施することにより、海洋自然体験活動によるライフスキルの獲得プロセスを探索した。その結果、活動の場となる海が持つ特徴、海での自然体験活動に含まれる様々な状況、他者との関係、活動の継続によって意思決定、問題解決、創造的思考、コミュニケーション、ストレスへの対処などのライフスキル獲得に影響を及ぼすことが示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
海洋自然体験活動がライフスキルに及ぼす影響についての量的研究成果は示されているが、質的研究が不足している状況である。どのような体験あるいは刺激が、心理的あるいは行動の変容に影響を及ぼしたかを検討するためには、インタビューなどの研究方法を導入することが望まれる。そこで、本研究では、海洋自然体験活動について先駆的取り組みを行ってきた者を対象に聞き取り調査を実施するとともに、海洋自然体験に参加した者を対象とした質問紙調査、海洋自然体験活動の指導者を対象とした質問紙調査を実施することにより、ライフスキルの獲得プロセスを総合的に探索した。
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