研究課題/領域番号 |
15K01546
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
スポーツ科学
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研究機関 | 関西大学 (2019) 宮城教育大学 (2015-2018) |
研究代表者 |
神谷 拓 関西大学, 人間健康学部, 教授 (70460467)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2016年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2015年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 運動部活動 / 地域スポーツクラブ / 教育課程 / 教科以外活動 / スポーツ教育学 / 体罰 / 暴力 / 教科外活動 / 特別活動 / 生活指導 / 生活体育 / 行事単元 / 部活動 / 体育経営管理 |
研究成果の概要 |
本研究の目的は、体育授業や教科外体育の場面において、子どもたちに地域スポーツクラブで生じている課題に取り組ませる事で、教師による暴力を用いた指導を克服することであった。本研究を通して、地域スポーツクラブで生じる課題をワークシートで可視化する原理や、それらを子どもたちに解決させていく方法(「神谷メソッド」)が明らかになった。そして、このメソッドを用いることで、子どもに地域スポーツクラブの自治を体験させることができるとともに、体罰を用いた指導も抑止していくことが可能になると考えることができた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の学術的意義は、1,暴力を用いたスポーツ指導の実態を批判するだけでなく、それに変わる具体的な指導方法(神谷メソッド)を示したこと、2.学校におけるスポーツ活動と地域スポーツ活動を「自治」という考え方で関連づける見通しを示したこと、3.子どもの主体的な活動を導くために、課題を可視化するというアプローチを示したことの3点である。これらの研究成果を踏まえた実践によって、暴力を用いた指導を改善していく見通しが開ける。この点に本研究の社会的意義がある。
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