研究課題/領域番号 |
15K01551
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
スポーツ科学
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研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
榎本 靖士 筑波大学, 体育系, 准教授 (90379058)
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研究分担者 |
鍋倉 賢治 筑波大学, 体育系, 教授 (60237584)
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研究協力者 |
丹治 史弥
関 慶太郎
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2017年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2015年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
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キーワード | ランニングエコノミー / エネルギーコスト / 慣性センサー / バイオメカニクス / 上下動 / 身体重心 / ランニング動作 / ランニング / 評価 / ストライド / ピッチ / スティフネス / モーションセンサー / カルマンフィルター / マラソン / 積分筋電図 / 腰の回転 / 加速度計 / 筋電図 |
研究成果の概要 |
高強度ランニングにおけるランニングエコノミーを、酸素摂取量、呼吸交換比、運動後の血中乳酸値を用いてエネルギーコストを算出して評価できることを確認した。1つの慣性センサーをランナーの腰部に装着し、身体重心の動きを評価できることを確認し、さらに身体重心の動きとランニングエコノミーとの関係から身体重心の上下動がエコノミーに大きく影響することを明らかにした。またそれには支持期における下肢の膝関節伸展動作および伸展筋群の働きが関係していることが明らかになった。とくに膝関節最大屈曲時の姿勢とタイミングが重要であることが示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
国際的にランニングエコノミーに関する研究は急激に増大していた。一方、国内では研究はわずかであり、とくにバイオメカニクス研究はほとんどない。小型慣性センサーはここ数年で急激に普及しており、これを用いたランニング動作の評価は今後さらに発展することが期待される。一方、ランナーや指導者においてランニングエコノミーや動作に関する興味はあるものの正しい知識は乏しい。今回の研究は応用可能な成果を提供しており、科学的知識のみならず、応用した実践が普及することも期待できる。
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