研究課題/領域番号 |
15K01564
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
スポーツ科学
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研究機関 | 東北文化学園大学 |
研究代表者 |
古林 俊晃 東北文化学園大学, 健康社会システム研究科, 教授 (80583963)
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連携研究者 |
佐藤 敬広 東北文化学園大学, 医療福祉学部, 准教授 (50739084)
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研究協力者 |
秋葉 茂季 国士舘大学, 大学院・スポーツシステム研究科, 助手 (30708300)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2017年度: 130千円 (直接経費: 100千円、間接経費: 30千円)
2016年度: 130千円 (直接経費: 100千円、間接経費: 30千円)
2015年度: 4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
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キーワード | オノマトペ / 運動効率 / 運動指導 / 随意運動 / 運動制御 / 高次脳機能 / 運動生理学 / 運動心理学 |
研究成果の概要 |
運動には力強さ、速さなどの運動形態がある。それらの運動形態に見合った擬音語(オノマトペ:OP)を用いることによる運動効率の変化について生理学的に検証を行った。運動に見合う、見合わない数種類のOPを発し、握力系から得られる力量や反応時間の変化を指標に、その際に得られる呼吸量や腹部の収縮量及び咬筋の筋電図からの情報を基に運動効率が変化する理由を検証した。加えて、精神障害者が通所するデイケアでのスポーツ指導時のOPの有用性を実証するため、健常人とデイケア参加群の間のOPの齟齬について検証をした。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
運動時の発声についてはShout効果が知られているが、筋力発揮時に単に意味を持たない嗚咽のような大声を出すだけであるのに対し、ある運動形態に見合うOPの発声は、運動の想起が容易になり、結果的に運動効率の向上に繋がる。shout効果は高い筋力発揮には有効であるが、OPの発声では発揮レベルを抑制(制御)した方がよい場合(巧緻性の高い運動など)にも有効となる。運動に応じて適切なOPを発声することで運動を制御できるようになれば、スポーツの場面だけでなくリハビリや介護の場面でも有益となる。
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