研究課題/領域番号 |
15K01569
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
スポーツ科学
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研究機関 | 専修大学 |
研究代表者 |
富川 理充 専修大学, 商学部, 教授 (50614492)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2015年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | ストローク頻度 / ストライド頻度 / モーションセンサ / 泳動作 / 走動作 / レース分析 / オープンウォーター / トレッドミル / トライアスロン / レース環境 / コンディショニング |
研究成果の概要 |
トライアスロンのスイムやオープンウォータースイミングのような環境下におけるストローク頻度の測定方法は、これまでの研究の成果や本研究にて確立することができた。得られたデータは、選手間の比較(横断的分析)や選手内での比較(縦断的分析)にも大いに役立つことを示すことができた。 一方、走動作の映像を継続的に撮影し続けることが困難なランニングのロードレース中のストライド頻度の測定については、確立するに至らなかった。しかし、高精度モーションセンサを用いた測定手法の特徴を確認することができた。本研究の結果より、トライアスロンレース全体を通した動作リズムの特徴を抽出する見通しを立てることができた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
オープンウォータースイミングやランのロードレースのような環境下では、ある区間のストローク頻度やストライド頻度の測定は可能であるが、全コースに渡る測定は極めて困難である。本研究において、高精度モーションセンサを用いることで、持続的に動作リズムを記録・測定する方法を提案することができた。これにより、トライアスロンなど活動場所が広範囲に及ぶ競技のレース中であっても、ストローク指標やストライド指標を記録し抽出することが可能となる。選手や指導者は、この客観的なデータをもとに今後のレース展開やパフォーマンス向上のための課題を思案できるようになると同時に、この分野の研究も推進されることが期待される。
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