研究課題/領域番号 |
15K01579
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
スポーツ科学
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研究機関 | 川崎医療福祉大学 |
研究代表者 |
田島 誠 川崎医療福祉大学, 医療技術学部, 准教授 (70330644)
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研究分担者 |
門利 知美 川崎医療福祉大学, 医療技術学部, 助教 (10781552)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2016年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2015年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | ストレス耐性 / スポーツ / 心理サポート / フィードバック / ハーディネス / レジリエンス / 精神的健康 / 運動・スポーツ実施 / 漸減要約フィードバック / 加齢 |
研究成果の概要 |
青年前期の小学生から青年後期の大学生を対象に、ストレス耐性と運動・スポーツの実施状況や競技成績、心理サポートの効果の関係について検討した。国体候補少年選手のストレス耐性は大学生よりも高く、運動・スポーツを実施している児童生徒の方が実施していない児童生徒よりもストレス耐性が高いことが明らかとなった。また、日頃から運動やスポーツを実施している児童生徒は積極性や自己効力感が高いことが示唆された。 さらに、ストレス耐性が低い大学生アスリートを対象に、低いストレス耐性の特徴を考慮した個別の心理サポートを実施した結果、良好な心理的な変化とパフォーマンスの向上が示された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
個人が受けるストレスは多種多様であり、それを受ける個人のストレス耐性も個人差が大きいため、各個人のストレス耐性の特徴に合わせた心理サポートが必要である。今回の研究ではスポーツ選手を対象にした心理サポートを実施し、そのスポーツ選手の良好な心理的な変化とパフォーマンスの向上が示され、その有効性が明らかとなった。 また、適度な運動やスポーツを実施することがストレス解消につながることは知られているが、ストレス耐性の向上にも関係していることを明らかにしたことから、心身の健康に及ぼす運動やスポーツの効果が高いことが示された。
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