研究課題/領域番号 |
15K01595
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
スポーツ科学
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研究機関 | 国士舘大学 |
研究代表者 |
後藤 貴浩 国士舘大学, 文学部, 教授 (20289622)
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連携研究者 |
前田 和司 北海道教育大学, 教育学部, 教授 (30229299)
徳野 貞雄 熊本大学, 名誉教授 (40197877)
伊藤 恵造 秋田大学, 教育文化学部, 准教授 (40451653)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2017年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2016年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2015年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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キーワード | 地域スポーツ / スポーツ公共圏 / 地域社会論 / 公私論 / スポーツ空間 / 生活空間 / 農村 |
研究成果の概要 |
本研究では、都市・農村におけるスポーツ活動の事例分析を通して、これからの地域スポーツ研究の理論的再構成に資する以下の知見を得た。第一に、固定的な地域でのスポーツのあり方や機能を論じるのではなく、現実的生活基盤の変容とスポーツの関係性に着目する必要があること。第二に、自立した個人と西欧市民社会の公私関係を目指すだけでなく、公と私の重層性や相互転換性という日本の公私論の立場から、地域でのスポーツ実践の意味を捉え返す必要があること。今後の地域スポーツ研究に求められるのは、地域生活の綿密な分析を通して立ち現れる「地域の論理」と個々のスポーツの関係を究明することにある。
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