研究課題/領域番号 |
15K01603
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
スポーツ科学
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研究機関 | 中央大学 |
研究代表者 |
小林 勉 中央大学, 総合政策学部, 教授 (20334873)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2015年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | スポーツ援助 / 国際貢献活動 / Sport for Tomorrow / スポーツ / 国際貢献 / SDP / ソーシャル・キャピタル / 住民の組織化 / 戦略的スポーツ国際貢献事業 / 2020年オリンピック・パラリンピック競技大会 |
研究成果の概要 |
日本のスポーツ援助には具体的にどのような課題が伏在し、同時にどのような可能性があるのかについて、以下の問題性について明らかにした。①精神的・身体的健康の効果や人と人との交流について語られることはあっても、開発援助の問題としてスポーツ援助を捉えるという視点は大きく見過ごされているという点、②「スポーツ援助の先に何が起こっているのか?」という点に関心が向けられないという問題性、③日本の国際貢献事業である「Sport for Tomorrow」プラグラムではアクター間の共通ビジョンが確立されておらず、明確なターゲット像が描けていないという問題性の3点である。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
スポーツ界の潮流が国際貢献の領域へ大きく転回しようとする中、アプリオリとして当然の如く「良いこと」と思われていた援助の構図とその行為について焦点化しながら、先進国の人々の描く善意の情感にひかれて、スポーツによる国際貢献活動を単なる理念的なものとして終わらせるのではなく、日本側が実施した寄付行為の事例からその問題点を明らかにできたことは、東京五輪へ向けたスポーツによる国際貢献事業のストラテジーを検討する際の重要な視点を示せた点において、一定の社会的意義があるものと考えられる。
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