研究課題
基盤研究(C)
激しい収縮により細長い骨格筋線維の一部で損傷が起きる。一部に損傷を受けた場合にも筋線維上の広い範囲で筋衛星細胞(SC)は活性化する。SCは増殖し分化に至る過程の中で損傷部へ遊走し,融合して再生を完成させる。本研究は,挫滅損傷を起こしたラットのヒラメ筋上のSCの動態をM-cadherinでラベルし生体上で観察した。遊走能を示すSCは損傷3日後に最高遊走速度を示し,全体の30~50%が損傷方向への移動であった。さらに,筋上にHGFを添加し濃度分布を作成した場合には,SCの移動方向がランダムとなり速度が高まった。このことから生体内においてHGFがSC遊走の誘発因子となっていることが示された。
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