研究課題/領域番号 |
15K01639
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
スポーツ科学
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研究機関 | 畿央大学 |
研究代表者 |
永澤 健 畿央大学, 健康科学部, 教授 (80390566)
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研究協力者 |
白石 聖
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2015年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | ストレッチング / 運動療法 / 運動処方 / 血糖値管理 / 糖尿病 / 血管機能 / 動脈硬化予防 / 糖尿病予防 |
研究成果の概要 |
食後の短時間のストレッチングが血糖値を降下させるかどうか調べるとともに,血管拡張と動脈弾性指標(CAVI)に及ぼすストレッチングの急性効果を検討した.その結果,短時間のストレッチング,は血糖値を降下させる急性の作用があることが示唆され,さらに,吐き気と疲労感を伴うことなく,酸化ストレスの上昇もなく実施できたことから,食後の血糖値管理のための有効な運動療法になり得るものと考えられた.一過性のストレッチングは伸長した体肢の血管拡張を引き起こす作用があることが示された一方,動脈弾性指標の改善は認められなかった.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
食後に行う座位姿勢での10分間程度のストレッチング(柔軟運動)が,血糖値上昇の抑制に効果があり,疲労感と吐き気を伴うことなく実施できたことから,食後の血糖値管理のための運動として利用可能であると考えられた.このストレッチングは関節への負担が少なく,呼吸循環器に対しても過度の負担をかけないで手軽に実践できることから,糖尿病の予防改善のための運動療法として広く活用が期待できる.
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