研究課題
基盤研究(C)
生物にとって塩は必須の栄養素であるが、過剰な摂取は逆に有害なものとなる。塩の過剰摂取を防ぐため、低濃度の塩をおいしい味、高濃度の塩を不味い味と して脳に伝達する仕組みがある。本研究では不味い塩味の感度(忌避反応感度)と塩分摂取量の検討を行った。特定検査に参加した住民を対象として忌避反応検査を行った結果、忌避反応を示した濃度と塩分摂取量には相関を認めなかった。しかし、塩分チェックシートのスコアは忌避反応濃度と正の相関が認められ、塩分摂取と忌避反応の間に関連があることが示唆された。
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