研究課題/領域番号 |
15K01688
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
応用健康科学
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研究機関 | 北海道医療大学 |
研究代表者 |
本家 寿洋 北海道医療大学, リハビリテーション科学部, 教授 (80708610)
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研究分担者 |
小林 法一 首都大学東京, 人間健康科学研究科, 教授 (30333652)
山田 孝 目白大学, 保健医療学部, 客員研究員 (70158202)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2016年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2015年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 楽しさ / 余暇活動 / 高齢者 / 作業機能 / 認知機能 / 楽しみ / 脳卒中 / 認知症 / 慢性心不全 / 動機づけ / 高齢者版・余暇活動の楽しさ評価法 / 脳血管障害 / 高齢障害者 / BPSD / プログラム開発 |
研究成果の概要 |
本研究では、高齢障害者が余暇活動を主観的に楽しむプログラムを開発した.そのプログラムは,<過去・現在・未来に想いが広がる楽しさ><考える楽しさ><達成感による楽しさ><人と関わる楽しさ><心身が肯定的に変化する楽しさ>の5つの余暇活動の治療戦略と楽しさを学ぶプログラムである.このプログラムを脳卒中,骨折,心疾患,認知症高齢者に実施した結果、各々の高齢障害者が主観的に余暇活動を楽しむことができ,心身機能や活動および参加が改善した. したがって,余暇活動の5つの楽しさを主観的に楽しむ本プログラムは,様々な疾患に対応できる基礎的プログラムとして完成した.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
これまでは,過去に経験した余暇活動の楽しさを詳細に知ることのできる評価法や,余暇活動実施前・実施中・実施後において,具体的な楽しさを提供する方法論がない現状であった. 今回の研究では,余暇活動の楽しさを詳細に知る評価法を開発し,余暇活動の実施前・実施中・実施後に、具体的な楽しみを提供できるプログラムを開発した.これは,リハビリテーションの治療に難渋する高齢者や,作業機能や認知機能の改善における新たな方法論である.そして,主観的な楽しさを実感することで高齢者の潜在能力を引き出すことに成功し,リハビリテーションの治療の進歩に大きく貢献できた.
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