研究課題/領域番号 |
15K01696
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
応用健康科学
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研究機関 | 武庫川女子大学短期大学部 |
研究代表者 |
山本 周美 武庫川女子大学短期大学部, 食生活学科, 准教授 (60441234)
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研究分担者 |
和栗 雅子 地方独立行政法人大阪府立病院機構大阪母子医療センター(研究所), その他部局等, 母性内科・主任部長 (80538900)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2018年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2017年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2015年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 糖代謝異常 / 糖尿病 / 妊娠 / 糖質 / 炭水化物 / 食物繊維 / 食事療法 / 身体活動 / 糖質管理 / カーボカウント |
研究実績の概要 |
今年度は新たに研究協力病院が一箇所増えたことにより、これまで得られていなかった健常妊婦のデータ収集が可能となった。9月からデータ収集を開始できたものの、新型コロナウイルスの感染拡大により2月以降病院における研究活動が自粛となった。この期間中に研究参加に同意の得られた健常妊婦はわずか8例であった。8例について栄養摂取状況調査と活動量計を用いた身体活動量調査を実施しデータ解析を行った。 健常妊婦8例のの炭水化物摂取エネルギー比は日本人の食事摂取基準(2015年版)の目標値の下限値50%ををやや下回り、前年度における糖代謝異常妊婦の解析における数値とほぼ同等であった。例数が少ないため単純な比較はできないが、血糖値にもっとも影響する炭水化物摂取量は糖代謝異常妊婦と健常妊婦との間に大きな差は認められなかった。また、脂質摂取エネルギー比においても食事摂取基準の目標値の上限値30%を上回り、糖代謝異常妊婦と健常妊婦とに差を認めなかった。身体活動量については、糖代謝異常妊婦と健常妊婦の差よりも就労の有無が影響していた。すなわち、就労していると歩数、メッツ数、体重あたりの消費エネルギーがいずれも多かった。この傾向は糖代謝異常妊婦であっても健常妊婦であっても同様であった。臨床検査値や母児のアウトカムについては自粛によりデータ取得が困難であったため、今後病院における研究活動再開が認められた後に解析を進める予定である。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
育児休暇を取得していたため年度途中に復職し研究活動を再開したが、新型コロナウイルスの感染拡大により協力病院における研究活動を自粛せざるを得なかった。そのため研究活動期間が5か月程度しかなく、進捗が遅れている。
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今後の研究の推進方策 |
次年度は最終年度にあたるため、現在までに得られたデータで解析を行い、論文作成や学会発表など成果を社会に還元するよう努める。
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