研究課題/領域番号 |
15K01697
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
応用健康科学
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研究機関 | 産業医科大学 |
研究代表者 |
松浦 祐介 産業医科大学, 産業保健学部, 教授 (90248584)
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研究協力者 |
吉岡 真
中田 光紀
原賀 美紀
蜂須賀 徹
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2015年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 子宮頸癌 / がん検診 / 職域健診 / スマートフォンアプリ / 子宮頸がん検診 / 職域検診 / HPV検査 / HPV検査 |
研究成果の概要 |
子宮頸がん検診を導入している企業は増加し、また検診受診率も増加していたが、精検受診率や精検結果を把握している企業は減少していた。職域で子宮頸がん検診を施行する際は、わが国の子宮頸癌の現状を理解し、対象年齢などを含め子宮頸がん検診の有効性などの情報をわかりやく提供する必要がある(がん教育)。情報提供のためのスマートフォンアプリの開発は終了し(iPhone用アプリとAndroidスマートフォン用アプリ)、実用化され、産業医科大学産科婦人科学教室のホームページに掲載中であり、現在、無料でダウンロード可能な状態である。実際、インストールした女子学生では子宮頸がん検診に対するイメージが変化した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
子宮頸がん予防ワクチン業務が停滞しているため、わが国では子宮頸がん検診の必要性・重要性が高まってくることは明らかである。勤労女性が増加するなか、我々の以前の報告のように今後はさらに企業のがん予防への取り組みが重要であり、時代に合わせた検診体制・環境を整備していく必要がある。最近急速に普及がすすむスマートフォンの活用を考え、まず、情報支援ツールとして子宮頸癌に関するアプリを開発した。本アプリから情報を取得し、若い女性が積極的に子宮頸がん検診を受診し、子宮頸がんによる死亡率減少に寄与できる可能性がある。
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