研究課題/領域番号 |
15K01698
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
応用健康科学
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研究機関 | 鹿児島大学 (2016-2017) 西九州大学 (2015) |
研究代表者 |
田平 隆行 鹿児島大学, 医歯学域医学系, 教授 (50337432)
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研究分担者 |
田山 淳 長崎大学, 教育学部, 准教授 (10468324)
太田 保之 西九州大学, 公私立大学の部局等, 教授 (50108304)
上城 憲司 西九州大学, 公私立大学の部局等, 教授 (90454941)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2015年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 注意バイアス / 慢性腰痛患者 / 事象関連電位 / 注意バイアス修正 / 慢性腰痛 / 介入研究 |
研究成果の概要 |
慢性疼痛患者は,疼痛関連情報に対する注意バイアスが存在することが明らかになっており,近年注意バイアス修正(ABM)練習が実施されている.本研究では,高齢の慢性腰痛患者を対象に事象関連電位を用いて注意バイアス測定(dot-probe)課題を実施し,注意バイアスと心理評価との関係を検討した.対象は,高齢の慢性腰痛患者10名であった.START BACK心理学的スコア及び恐怖回避思考は,CzとPzのN1振幅及び反応時間と有意に相関した.恐怖回避思考や疼痛不安などの心理的要因が高い慢性腰痛高齢者ほどバイアスを持ちやすいことが示唆され,ABM練習による疼痛緩和が期待される.
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