研究課題/領域番号 |
15K01710
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
応用健康科学
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
池添 冬芽 京都大学, 医学研究科, 准教授 (10263146)
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研究分担者 |
市橋 則明 京都大学, 医学研究科, 教授 (50203104)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2017年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2015年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | ロコモティブシンドローム / 高齢者 / 運動機能 / 地域在住高齢者 / 構造方程式モデリング / 姿勢アライメント / 動作能力 |
研究成果の概要 |
研究Ⅰでは地域在住中高齢者を対象にロコモティブシンドローム(ロコモ)に直接的・間接的に影響を与える因子について共分散構造分析を用いて検討した。その結果、筋力低下という運動器の機能低下による移動能力低下だけでなく、抑うつという心理的な因子もロコモに大きな影響を与えていることが示唆された。 研究II では地域在住高齢者のロコモティブシンドローム(ロコモ)悪化に関連する運動機能について多面的、縦断的に検証した。その結果、ロコモの悪化には運動機能のなかで特に股関節屈曲筋力が関連していることが示され、高齢者のロコモ予防において、股関節屈曲筋力を評価介入していくことの必要性が示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
ロコモティブシンドローム(ロコモ)を予防するためには早期からの予防対策が重要である。本研究の結果、ロコモ予防のためには特に股関節屈曲筋力トレーニングが重要であること、また、身体機能面だけでなく、抑うつという心理的な因子に対するアプローチも重要であることが確認された。本研究の成果はロコモ予防という未病状態からの早期予防を目指した包括的介入プログラムの具体的な指針となると考える。
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