研究課題
基盤研究(C)
不活動の骨格筋インスリン抵抗性惹起メカニズムを明らかとするため、不活動モデルとしてマウスの片側下肢を24時間固定し、ヒラメ筋の評価を行った。結果、固定はインスリン感受性低下と細胞内DAG蓄積とインスリンシグナル減弱を惹起した。また、DAG生合成の律速酵素であるLipin1の発現量、活性が増加した。野生型・異性体Lipin1の各々過剰発現系を用いて検討した結果、Lipin1が固定によるDAG蓄積とインスリン感受性低下に関与している可能性が示唆された。以上より、身体不活動によるインスリン感受性低下を予防するための標的分子としてLipin1が重要であることが予想される。
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すべて 雑誌論文 (7件) (うち国際共著 3件、 査読あり 6件、 オープンアクセス 3件、 謝辞記載あり 2件) 学会発表 (9件) (うち国際学会 3件、 招待講演 1件)
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