研究課題/領域番号 |
15K01749
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
子ども学(子ども環境学)
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研究機関 | 多摩美術大学 (2017-2018) 東京大学 (2015-2016) |
研究代表者 |
佐々木 正人 多摩美術大学, 美術学部, 教授 (10134248)
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研究協力者 |
野中 哲士 神戸大学, 大学院人間発達環境学研究科, 准教授
青山 慶 松蔭大学, コミュニケーション文化学部, 専任講師
山本 尚樹 立教大学, 現代心理学部, 助教
山崎 寛恵 お茶の水女子大学, 人間発達教育科学研究所, 研究協力員
西尾 千尋 東京大学, 大学院学際情報学府, 大学院生
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2015年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | アフォーダンス / アンビエント / 場所 / 遊びはじめ / 移動 / 遊離物 / 環境-行為系 / レイアウト / 遊び始める場所 / 生態心理学 / 探索 / 遊び / 遊び始め / 移動開始期 / パタン・ランゲージ / 配置 / イベント / 保育 / パタンランゲージ |
研究成果の概要 |
本研究は、環境との出会いを調整し始める時期として乳児の移動開始期に注目し、周囲との出会いの質的な変化を「遊び始める場所」の分析によって明らかにし、保育環境デザインに利用可能な事例集としてまとめることを目的としている。移動開始時期のデータの分析から、場所が複合するアフォーダンスからなる高次の単位として記述され、移動とともに生じる物の配置換えの重要性が示唆された。本研究の成果の一部は、佐々木(2015)、西尾ら(2015)、Sasaki & Nonaka(2016)、西尾ら(2018)、染谷ら(2018)、として公刊された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は、移動の開始と「遊びはじめる場所」の関係を発達心理学的に検討するというオリジナルな課題設定において遂行された。本研究の成果は、家庭内での遊びはじめる場所の環境の生態・行為的構造を明らかにし、家庭での子育てに資するだけではなく、保育所等「公的施設における保育を家庭と地続きにする」ための資料として重要な意義を持つと考えられる。
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