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学校教育におけるレジリエンス育成の縦断的研究

研究課題

研究課題/領域番号 15K01758
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 子ども学(子ども環境学)
研究機関鳴門教育大学

研究代表者

池田 誠喜  鳴門教育大学, 大学院学校教育研究科, 准教授 (90707192)

研究分担者 金児 正史  鳴門教育大学, 大学院学校教育研究科, 教授 (00706963)
研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2019-03-31
研究課題ステータス 完了 (2018年度)
配分額 *注記
5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2018年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2015年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
キーワードレジリエンス / スクール・エンゲイジメント / 縦断的研究 / スクールエンゲージメント / レジリエンシー / エンゲイジメント / 縦断的調査 / 学校適応感
研究成果の概要

本研究成果として,研究者同士並びに研究分担者と調査対象校に協力を依頼する学校教職員がレジリエンスを理解するための概念の整理を行い心理的機能を高めるプロセスモデルを示した。さらに,近似する心理学的概念との異同を検討しレジリエンスに近似する心理学的概念の応用が可能なことが示唆された。また,ストレス状況が高まる中でもレジリエンスを高める心理的機能の維持が生活満足感を高く維持するというレジリエンスの機序が明らかになった。さらに,学校教育においてスクール・エンゲイジメントの状況を作り出すことによりレジリエンス状況を生み出すことに寄与することが,3年間の縦断的調査により明らかになった。

研究成果の学術的意義や社会的意義

レジリエンスの育成は,誰もが傷つきダメージを受けるという現実を反映し,そこから立ち直る力を育成することであり,ストレスに対するハーディネスやブルネラビリティ概念より学校生活の実際に近い現象を示していることから,学校生活で苦戦し家庭で苦慮している学齢期の子どもたちを前向きに活力を持って生活する力を持たせることが期待できるものである。また,学校教育現場で学齢期の子どもたちの学校適応のみならず,望ましい発達に寄与する新たな支援方法を提供するものである。さらに,レジリエンスの育成は,学校教育だけでなく様々なヒューマンサービス分野において活用可能な支援方法を提供することが可能である。

報告書

(5件)
  • 2018 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2017 実施状況報告書
  • 2016 実施状況報告書
  • 2015 実施状況報告書
  • 研究成果

    (3件)

すべて 2019 2018 2017

すべて 雑誌論文 (3件) (うちオープンアクセス 1件、 査読あり 1件)

  • [雑誌論文] 生物・心理・社会モデルによるレジリエンスの理解と学校教育への適用2019

    • 著者名/発表者名
      池田誠喜 芝山明義 後藤正彦
    • 雑誌名

      鳴門教育大学研究紀要

      巻: 34 ページ: 109-119

    • NAID

      120006591302

    • 関連する報告書
      2018 実績報告書
    • オープンアクセス
  • [雑誌論文] レジリエンスと関連する心理学的概念の特徴と学校教育への適用2018

    • 著者名/発表者名
      池田誠喜 芝山明義 後藤正彦
    • 雑誌名

      鳴門教育大学研究紀要

      巻: 33 ページ: 184-198

    • NAID

      120006554137

    • 関連する報告書
      2017 実施状況報告書
  • [雑誌論文] 中学生の生活満足感とストレス反応に影響を与えるエンゲイジメントとレジリエンシーの関連2017

    • 著者名/発表者名
      池田誠喜 後藤正彦
    • 雑誌名

      生徒指導学研究

      巻: 16

    • 関連する報告書
      2017 実施状況報告書
    • 査読あり

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公開日: 2015-04-16   更新日: 2020-03-30  

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