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ろう児への手話を支える身体のエクリチュール性-文化的環境としてのろう保育者の意義

研究課題

研究課題/領域番号 15K01759
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 子ども学(子ども環境学)
研究機関香川大学

研究代表者

西岡 圭子 (西岡けいこ)  香川大学, 教育学部, 教授 (10237670)

研究協力者 新井 孝昭  筑波技術大学, ろう難聴教育研究会
研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2018-03-31
研究課題ステータス 完了 (2017年度)
配分額 *注記
2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2015年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
キーワードデリダ / メルロ / 身体的パロール / 原エクリチュール / 絵画表現的身体 / 物語り / 手話 / ろう幼児教育 / ろう幼児教育の手話 / メルロ=ポンティ / 現象学的記述 / 遊びの環境構成 / 保育環境 / 遊び / 絵本読み聞かせ / 理由の空間 / 身身体のエクリチュール性 / 身体のエクリチュール性
研究成果の概要

本研究は、「音声言語」対「手話言語」の二項対立図式を越えて進む試みである。伝統的な言語学を方法論とする「手話言語学」は、「手話言語には文字がない」と判断した。しかし、デリダとメルロ=ポンティの思索によれば、空間的であるだけでなく時間的に、間-身体的な表現である手話こそ、原エクリチュールとしてのパロールに他ならない。成人ろう者によるろう児の教育は、文字のある言語の世界に人間のおとなが子どもを導いていく原型である。この視座からの現象学的記述を通して、成人ろう者がろう児に必要不可欠な文化的環境であることの自明性を論じた。

報告書

(4件)
  • 2017 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2016 実施状況報告書
  • 2015 実施状況報告書
  • 研究成果

    (4件)

すべて 2018 2017

すべて 学会発表 (2件) 図書 (2件)

  • [学会発表] 絵画的身体の最初のパロール―成人ろう者がろう児に物語るありさまから考察する―2017

    • 著者名/発表者名
      西岡 けいこ
    • 学会等名
      日本倫理学会
    • 関連する報告書
      2017 実績報告書
  • [学会発表] Sろう学校幼稚部の実践にそくして考える 「 課題研究Ⅲ 幼児教育におけるナラティブ・ラーニングの検討」2017

    • 著者名/発表者名
      西岡 けいこ
    • 学会等名
      日本教育方法学会
    • 関連する報告書
      2017 実績報告書
  • [図書] 『メルロ=ポンティ読本』2018

    • 著者名/発表者名
      松葉祥一・本郷均・廣瀬浩司 編
    • 総ページ数
      420
    • 出版者
      法政大学出版局
    • ISBN
      9784588150920
    • 関連する報告書
      2017 実績報告書
  • [図書] 画像と知覚の哲学 - 現象学と分析哲学からの接近2017

    • 著者名/発表者名
      小熊正久・清水邦彦 編著
    • 総ページ数
      265
    • 出版者
      東信堂
    • ISBN
      9784798913261
    • 関連する報告書
      2017 実績報告書

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公開日: 2015-04-16   更新日: 2019-03-29  

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