研究課題/領域番号 |
15K01771
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
子ども学(子ども環境学)
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研究機関 | 放送大学 |
研究代表者 |
小林 真理子 放送大学, 教養学部, 教授 (70383106)
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研究協力者 |
神前 裕子 聖心女子大学, 現代教養学部
塩田 このみ 世田谷区教育相談室
中島 涼子 東京都小児総合医療センター
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2016年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2015年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | がんの親をもつ子ども / 学校 / 教員 / スクールカウンセラー / 連携による支援 / がん患者の子ども / 家族 / 医療機関 / 支援リソース / 支援ニーズ / 学校での支援 |
研究成果の概要 |
がんの親をもつ学齢期の子どもへの支援について、家庭・学校・医療機関をつなぐ支援リソースの開発を行うために、以下の調査を行った。1) 学校の支援者向けに作成した初版冊子の評価アンケートの分析、2) 高校教員対象のインタビュー調査、3) スクールカウンセラー対象のインタビュー調査。それらの分析結果を基に、がんの親をもつ子どもへの支援に際して、家庭・学校・医療機関における支援や連携の在り方について検討し、患者・家族、学校教員、医療関係者に役立ててもらうために冊子(第2版)を作成した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
子育て世代のがん患者が増えている現在、その子どもが多くの時間を過ごす学校での支援は重要である。今回作成した冊子は、初版(養護教諭・小中学校の教員、小・中学生のいるがん患者の調査を基にして作成)の評価アンケート、高等学校教員およびスクールカウンセラーの調査を含めて内容を拡充し、連携のためのモデルやリソースを提示した。学校と家庭、医療機関が連携して子どもを支えるためのツールとなること、また、がん教育実施に向けて、がんの親をもつ子どもへの配慮の参考になることが期待される。
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