研究課題/領域番号 |
15K01781
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
子ども学(子ども環境学)
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研究機関 | 同志社女子大学 |
研究代表者 |
笠間 浩幸 同志社女子大学, 現代社会学部, 教授 (10194713)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2018年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2015年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 砂場 / 環境 / 保育 / 子ども / 砂遊び / 砂 / 粒度 / 砂場環境 / 適切な砂 / 砂場遊び / 保育者 / 遊び / 遊具 / 砂遊び道具 / 犬猫対策 / 砂場枠 |
研究成果の概要 |
本研究は、砂場が子どもの発達を促す遊び環境として有効な役割を果たすことができるよう、第1に砂場の物理的環境整備の留意点と改善の方策を探り、その基準化を図る。特に、砂場の最も基本的な構成要素となる「砂」の物理的特性への焦点を当て、砂場に「適切な砂」の条件を解明する。 第2に、子どもの砂遊びの質的発展を導く保育者の指導・援助に関する具体的な方法と、本来子どもを指導する立場として理解・認識しておくべき砂場遊びの意義や可能性とはどのようなものであるかを明らかにする。これらの研究を通して、子どもが主体的かつ意欲的に遊びながら、多様な発達的可能性が保障される遊び環境づくりの課題を明らかにする。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
砂場は、保育施設等における自明の遊具でありながら、これまでその環境整備の具体的な方法や、最も基本的な構成要素となる「砂」の適切性が問われることはなかった。また砂場保育を指導・援助する保育者が、本来把握しておくべき基本的な理論や技術の内容や基準も明確ではなかった。そのために、砂場の環境整備が不十分なまま放置されたり、砂場遊びの可能性が大きく失われたりといった問題があった。本研究はこのような問題の解決を図るために、具体的な改善策として示すとともに、その可能性と効果を検証する。このことはひいては、自主的・主体的な遊びを通して子どもたちの多様な発達を促進することに大いに貢献できるものと考える。
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