研究課題/領域番号 |
15K01815
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生物分子化学
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研究機関 | 国立研究開発法人産業技術総合研究所 |
研究代表者 |
中村 努 国立研究開発法人産業技術総合研究所, 生命工学領域, 研究グループ長 (10357668)
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研究分担者 |
上垣 浩一 近畿大学, 農学部, 教授 (00356544)
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研究協力者 |
中山 敦好
松村 浩由
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2017年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2016年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2015年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 脱アセチル化酵素 / 反応中間体 / N-アセチルD-アミノ酸脱アセチル化酵素 / 基質特異性 / 組換えタンパク質発現 / CE-14デアセチラーゼ / D-アミノアシラーゼ / デアセチラーゼ / カドミウム錯体 / CE-14 family |
研究成果の概要 |
CE-14ファミリーに属するデアセチラーゼPhDacと基質アナログとの複合体の立体構造を解明した。それにより、PhDacの基質認識と反応機構を明らかにした。PhDacの基質認識に関わるアミノ酸残基がCE-14ファミリー一般に空間的に保存されていたことから、この基質認識メカニズムがCE-14ファミリー一般に共有されることを明らかにした。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
グラム陰性菌の細胞壁にはN-アセチルグルコサミン誘導体が含まれており、その脱アセチル化酵素(デアセチラーゼ)の阻害剤は抗菌活性が期待される。また、DAAはD-アミノ酸の工業生産のさいの高額分割に利用可能であり、そのD-アミノ酸は化粧品や食品成分として注目されている。本研究成果は、これらの酵素の利用の基礎となるものである。また、金属依存性デアセチラーゼ一般のメカニズム解明に指針を与えるものである。
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